1.基礎
【データベース(DB)】
データを一定の規則で格納し、利用できるようにしたものです。
Oracleは、リレーショナル型のDBです。
DBを管理する専用ソフトをDBMS(DatabeseManagementSystem)といいます。
【リレーショナルDB】
テーブル(表)を複数関連付けて管理しています。
テーブルは二次元で管理します。つまり、行(ROW)と列(COLUMN)です。エクセルと思ってくれればわかりやすいですかね。
1-1.リレーショナルDBの構造とデータの関連付け
名称等を下記しますので、覚えましょう。
1-2.主キーと外部キー
■主キー
表内の行を一意に識別するキーのこと。
一意に識別したいので、当然重複データは格納できません。
上図だと、社員番号(EMPNO)がそれに当たります。
■外部キー
簡単にまとめると、他表の主キーを参照する列、のことです。(厳密に言うと違うのですが…)
上図で言うと、EMPLOYEES表のPARTがそれに当たります。PART表のPARTNOが主キーなので、それを参照している列ですよね。
前述の「厳密に言うと違う」の説明ですが、、、
・他表ではなく自表でもOK
・主キーではなく一意になるキーならOK
という点です。
ちなみに、主キーにNULLはNGですが、外部キーはNULLでもOKです。
社員番号がない社員はいないが、配属先部署が決まってない人はいますよね。
2.SQL
DBのデータ操作からテーブルやユーザーの作成/削除までSQLで行います。
SQLとは、StructuredQueryLanguageの頭文字なのですが、知らなくてもいいです。
SQLは大きく4つに分類されます。
括弧書きで書きましたが、ほぼSELECTですね。
2章以降の多くはSELECTです。