4章　問題

不正解です。

４行目では、デクリメント演算子が後置であるため、i<1の比較が行われてからデクリメントされます。したがって、結果はfalseとなり、何も出力されません。

不正解です。

選択肢A、Bはwhile文を使用していますが、count変数が初期化されてないため、コンパイルエラーとなります。
なお、選択肢Dの実行結果は次のとおりです。

【実行結果】

num = 1 : count = 0
num = 1 : count = 1
num = 1 : count = 2
num = 2 : count = 0
num = 2 : count = 1
num = 2 : count = 2
num = 3 : count = 0
num = 3 : count = 1
num = 3 : count = 2

選択肢Eの実行結果は次のとおりです。

【実行結果】

num = 1 : count = 1
num = 2 : count = 1
num = 3 : count = 1

不正解です。

問題文のdo-while文は、x変数が５に達するまで処理が行われます。つまりyは９，８，７，６，５となり、xは１，２，３，４，５となります。そして、xが５のときに、x<5でfalseとなるため、繰り返し処理が終了します。したがって、正解の実行結果は選択肢Bです。

不正解です。

問題文のdo-while文は、x変数が５であれば処理が行われます。したがって、１回目のdoブロックが実行された後、x == 5 でtrueとなり、もう一度doブロックが実行されます。しかし、２回目のx == 5 はfalseとなるため、繰り返し処理が終了します。したがって、正解の実行結果は選択肢Fです。

不正解です。

問題文のfor文の条件は i < ++i であるため、常にtrueとなります。したがって、実行結果は5 7 9 11 13 15・・・・・・と出力が続き、無限ループとなります。なお、途中でループを終了するには、[Ctrl]キーを押しながら[C]キーを押してください。

不正解です。

問題文のfor文では、次のように処理が進みます。

＃ 繰り返し１回目
カウンタ変数 num : 初期化 → 0
条件判定: num < 3 → true
５行目の実行結果 : num → 0

＃ 繰り返し２回目
カウンタ変数 num : ++num → 1
条件判定: num < 3 → true
５行目の実行結果 : num 変数 →　2

# 繰り返し３回目
カウンタ変数 num : ++num → 3
条件判定 : num < 3 → false
⇒for文が終了

したがって、正解の実行結果は選択肢Cです。

不正解です。

外側のfor文の条件式から、繰り返し処理が２回行われることがわかります。その処理内容は内側のfor文であり、ここでは５から８まで出力します。したがって、正解の実行結果は選択肢Dです。

不正解です。

内側のfor文は{ }が省略されています。したがって、内側のfor文の処理文は「a」を出力する５行目のみです。「b」を出力する６行目は外側のfor文の処理文なので、注意しましょう。
実行時における各変数の変化と出力は表4-1のとおりです。したがって、正解は選択肢Eです。

不正解です。

６行目にi変数を出力するコードがありますが、i変数は３行目のfor文内で宣言されているため、有効範囲は３行目から５行目までです。したがって、コンパイルエラーとなります。

不正解です。

拡張for文の構文は、「for ( 変数宣言 : 参照変数名 ) { }」です。変数宣言と参照変数名の区切りには「:」（コロン）を使用します。したがって、選択肢Cが正しいです。

不正解です。

拡張for文では、取り出した要素を代入する変数は( )内で宣言しなければなりません。したがって、問題文のように事前に宣言したs変数を、拡張for文で要素を代入する変数として使用することはできません。４行目の変数宣言をコメントアウトし、５行目を次のように変更すれば、コンパイルに成功します。実行結果は「2 4 6 8」となります。

ーーーーーーーーーーーーー
for (int s : sa) {
ーーーーーーーーーーーーー

不正解です。

５行目では、「a < 3」→「a++」の順番で実行され、「!b」により「true」が返るため６行目は３回実行されます。なお、aが「2」の時に、８行目が実行されるため、選択肢Dが正しいです。

不正解です。

var変数は、boolean型であるため、４行目、５行目は問題ありません。４行目により、if文の条件式で「true」が返るため、５行目に制御が移ります。６行目が実行された後、７行目によりvar変数には「false」が代入されます。制御は５行目に戻りますが、whileの条件式で「false」が返るため繰り返し処理が終了し、if文の処理も終了するため、実行結果は選択肢Aとなります。

不正解です。

４行目のfor文より配列内の要素を１つずつ取り出し、switch文の式で使用しています。「a」「A」「T」については合致するcaseがあるため出力されますが、「B」は合致するcaseがないため出力されません。

不正解です。

問題文のfor文の条件では、i変数の値が2と3であるときのみ、処理文が実行されます。５行目にある処理文では、変数iの値が2のとき、c変数には「c」が代入され、i変数の値が3のとき、c変数には「d」が代入されます。したがって、正解の実行結果は選択肢Eです。

不正解です。

問題文のfor文にはLoopというラベルが指定されています。また７行目には、j変数の値が0のときに break Loop;　を実行し、Loopラベルのついたfor文の処理を終了するように記述されています。
実行時の各変数の推移は表4-2のとおりです。したがって、正解は選択肢Eです。